「株主優待に興味はあるけど、どの銘柄を選べばいいの?」
そんな投資初心者に向けて、この記事では“優待が人気のおすすめ銘柄10選”を、やさしく、わかりやすく紹介していきます。
優待は、配当金に加えて「株を持つ楽しみ」を感じられるのが魅力。食品、外食、日用品、クオカード、自社製品など種類はさまざま。あなたの普段の生活に役立つ優待もたくさんあります。
またこの記事の後半では、優待の選び方・注意点・よくある質問もまとめました。初心者の方でも迷わず選べる内容になっています。ぜひ参考にしてみてください。

そもそも株主優待とは?初心者でもわかる仕組み
株主優待とは、企業が株をもってくれている株主に対して、自社の商品やサービス、ギフト券などをプレゼントする制度です。
株主優待の魅力
- 日用品や食品がもらえる
- 外食やカフェで使える割引券・食事券が届く
- クオカードなどの金券をもらえる場合もある
- 「応援している企業のサービス」を体験できる
とくに初心者から人気なのは、「食品・飲料」「外食」「クオカード」「日用品系」。生活に役立つ優待は、投資を続けるモチベーションにもつながります。
《2025年版》株主優待おすすめ10選
それではさっそく、初心者でも選びやすく、優待内容がお得で人気の10銘柄を紹介します。
※株価・優待利回りは執筆時点の目安として掲載しています。
① オリックス(8591)
| 株価目安 | 約2,600円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | カタログギフト(食品・生活用品など) |
| 優待利回り目安 | 約3〜4%相当 |
テレビでも話題の「ふるさと優待」で人気の銘柄。食品・お菓子・日用品など多くの中から選べるので、家族がいる人や幅広く楽しみたい人にもピッタリです。
② イオン(8267)
| 株価目安 | 約3,300円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | キャッシュバック(3%〜) |
| 優待利回り目安 | 利用額によって変動 |
日常的にイオンで買い物するなら外せない1社。買い物金額に応じて返金される仕組みで、家計にやさしい優待です。イオンシネマ割引も嬉しいポイント。
③ すかいらーくホールディングス(3197)
| 株価目安 | 約1,600円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | 食事券(ガスト、バーミヤンなどで利用可能) |
| 優待利回り目安 | 約2〜4% |
外食優待といえば定番。家族でガストやバーミヤンに行く人から特に人気。食費の節約になる優待の代表格です。
④ すかいらーく以外にも選びたい外食優待:日本マクドナルドHD(2702)
| 株価目安 | 約6,000円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | ハンバーガー、サイド、ドリンクの引換券 |
| 優待利回り目安 | 約1〜2% |
おなじみの大人気優待。家族や友人と気軽に使えるのが魅力で、廃止リスクも低いと言われる安定感のある銘柄です。
⑤ KDDI(9433)
| 株価目安 | 約4,500円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | カタログギフト(食品・日用品) |
| 優待利回り目安 | 約2〜3% |
通信大手で安定感のある優待銘柄。長期保有でグレードアップするのも魅力。迷ったら候補に入れたい1社。
⑥ 日本取引所グループ(8697)
| 株価目安 | 約3,600円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | クオカード |
| 優待利回り目安 | 約1%前後 |
利用しやすいクオカードの優待。株価も比較的安定しやすいことから、初心者の最初の1銘柄としても選ばれます。
⑦ コカ・コーラ ボトラーズジャパン(2579)
| 株価目安 | 約1,500円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | 自社飲料詰め合わせ |
| 優待利回り目安 | 約2〜3% |
飲料優待の代表格。「ジュース・お茶を買う機会が多い」という人にぴったり。家族に喜ばれやすい優待です。
⑧ ヤマダホールディングス(9831)
| 株価目安 | 約450円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | 買い物割引券 |
| 優待利回り目安 | 約5%超も可能 |
割引券が年間複数回もらえ、家電や日用品の購入に便利。少額で始められる低価格銘柄としても有名です。
⑨ オートバックスセブン(9832)
| 株価目安 | 約1,500円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | 買い物優待券 |
| 優待利回り目安 | 約3%前後 |
車を持っている人には特に便利。オイル交換・カー用品などで使えるため、実用性の高い優待です。
⑩ ANAホールディングス(9202)
| 株価目安 | 約2,900円前後 |
|---|---|
| 優待内容 | 航空運賃割引券 |
| 優待利回り目安 | 使用額によって大きく変動 |
旅行好きに根強い人気の優待。飛行機代が安くなり、旅行のハードルが下がるのが魅力です。

【体験談】優待は「知らない商品を試す楽しさ」がある
筆者が優待を楽しんでいる中で嬉しかったのは、「知らない商品に出会える」ことです。
たとえば、飲料メーカーの優待では、普段買わないドリンクの詰め合わせが届き、思わぬお気に入りが見つかることもありました。日用品やお菓子の優待では、「これいい!」と思ってリピート購入することもあります。
一方で、失敗例もあります。使わないお店の割引券が使い切れないことや、有効期限が短いケースもあります。「自分が本当に使う優待か?」という視点は大事だと実感しました。
株主優待を選ぶときに見るべきポイント
- 普段の生活で使える優待か?
- 優待の廃止リスクは低いか?
- 優待利回りが高すぎないか(無理をしていないか)
- 長期保有で条件が変わらないか
優待は「配当+優待+株価」で総合的に考えるのが大切です。
株主優待の注意点
- 優待をもらうには権利確定日に株を保有しておく必要がある
- 人気銘柄は権利前に株価が上がるケースもある
- 使い道がない優待だと価値が下がる
- 廃止や改悪の可能性はゼロではない
【よくある質問】初心者向けQ&A
Q. 株主優待だけを目的に買ってもいい?
A. もちろんOKですが、配当金や企業の安定性もチェックしましょう。「優待があるから買ったけど、すぐ廃止された」というケースもあるため、総合的に判断するのが安心です。
Q. いくらぐらい必要?
A. 1万円台から買える銘柄もあります。まずは生活に役立つ優待から始めてみましょう。
Q. 優待と配当、どっちが大切?
A. どちらも魅力がありますが、長期投資では配当の安定感も大切。優待+配当のバランスがいい銘柄は人気です。
Q. 初心者におすすめの始め方は?
A. ネット証券で口座を開く→少額で複数銘柄を買う→優待を楽しみながら慣れる。これが一番安全です。
まとめ|優待は「楽しく続ける投資」にぴったり
株主優待は、初心者でも続けやすく、「楽しみながら投資を続けたい」人にぴったりです。配当と合わせて考えることで、よりお得に資産形成ができます。
最初は少額でもOK。自分が使う優待から始めてみて、投資の楽しさを感じてみてください。
気になる銘柄があれば、公式サイトや証券会社でチェックしてみましょう。


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