社会人になったら最初にやるべきお金の管理3ステップ

社会人になると、初めて「自分のお金」を自分で管理することになります。
初任給をもらって嬉しい気持ちの一方で、家賃、光熱費、通信費、交際費…と支出もどんどん増えていきますよね。

私自身、社会人1年目のころは「給料日なのにお金が残らない…」という月が何度もありました。
家計簿も続かず、貯金もできず、なんとなく不安を感じていた時期もあります。

でも、そんな私でも少しずつお金の管理を覚えていった結果、「お金に振り回されない安心感」が生まれました。
そこで今回は、社会人1年目が最初にやるべきお金の管理3ステップを、実体験を交えながらやさしく解説します。

ステップ1：家計簿で「支出を見える化」しよう

まず一番大切なのは、「自分が何にどれだけお金を使っているか」を知ること。
これを把握できていないと、いくら節約しても「どこが無駄なのか」わからないままになってしまいます。

いきなり細かくつけようとすると挫折しやすいので、最初は「大まかでOK」です。
1か月だけでも支出の傾向を把握できると、次の行動に繋がります。

最近はアプリで自動的に記録できるものが多く、初心者でも続けやすいです。

家計簿を続けるコツは、「完璧を目指さない」こと。
私も最初はざっくりと「食費・交際費・固定費」くらいしか分類していませんでした。
それでも、「意外とコンビニで使いすぎてる！」などの気づきが得られ、意識が変わります。

お金の流れを把握したら、次は「お金を貯める仕組み」を作る段階です。
ここで大切なのが、「残ったら貯金する」ではなく「先に貯金して残りを使う」という考え方です。

たとえば、手取り20万円の場合、まずは2万円（10％）を貯金用口座に自動振替してしまいましょう。
残りの18万円で生活するほうが、自然とやりくりの意識が高まります。

貯金専用の口座を作り、給料日に自動で振り分ける仕組みを作るとラクです。
貯金が苦手な人ほど、最初に「システムで貯まる」仕組みを整えることが大切です。

私も社会人1年目のとき、ボーナスをほとんど貯金していました。
最初は我慢のように感じましたが、貯金が増えていく安心感は「自己肯定感」につながります。

貯金の習慣ができたら、次のステップは「お金を増やす」こと。
といっても、いきなり株式投資をする必要はありません。

社会人1年目におすすめなのは、つみたてNISAや投資信託のような「少額から始められる長期投資」です。
月1万円でも積み立てれば、20年後には大きな差が生まれます。

証券口座の開設は、手数料の安いネット証券口座（SBI証券、楽天証券、松井証券など）で口座開設するのがおすすめ。

お金を「使う・守る・増やす」に分けて考えると、バランスが取りやすくなります。

このバランスを意識すると、無理せずお金を「貯めながら楽しむ」生活ができます。
投資を始めるときは、焦らず次の3つを意識しましょう。

例えば、毎月1万円を年利3％で20年積み立てると、単純計算で約325万円になります。
「小さな一歩」が、将来の大きな安心につながるんです。

社会人になったら、お金の管理は早めに始めるほどメリットが大きいです。
今回紹介した3ステップを振り返ってみましょう。

お金の管理は「一度整えると一生使えるスキル」です。
焦らず、今日から一つずつ始めてみましょう。未来の自分が、きっと感謝してくれます。

社会人1年目のあなたが、安心してお金と付き合っていけますように✨